N-3シリーズは、大戦期から連なるB-9、B-11の系譜と言えるだろう。
その中で初めてナイロンをメインマテリアルに採用したN-3は、空軍の独立を機に1951年、エアフォースブルーのN-3Aに移行。シェルのカラー以外に大きな差はなく、どちらも2年の採用と短命に終わったジャケットだが、後継のN-3Bは70年代まで使用され、その血脈を残している。

・シェル及びライニング：　66ナイロン
・インターライニング：　コットンウールパイル
・フードライニング：　ビーバーラム加工ムートン
・リブ：　ナイロンリブ
・4つ組ボタン：　DOT社プル式
・フロントファスナー：　#7 ワイヤー、アルミ加工
・袖ファスナー：　50sオーバル型、アルミ加工

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