大戦末期の1943年に標準化されたフィールドジャケット。
アメリカ参戦の可能性が高まる当時の世界情勢を加味して急造されたM-41からのフィードバックをもとに、より機能的な野戦服として設計が一新された一着である。
最後期型でM-43の決定版とも捉えることができる、スペックナンバー370Eを再現。
取り付け可能なフードも付属する。

M-43は使用が開始された後も多くの仕様変更がなされている。
最も大きなアップデートは専用のライナーを着込むために行われたパターン変更で、従来よりオーバーサイズに刷新されたものには、ラベルに「パターンB」と記載されている。
このような改良もあり戦後も継続して使用され、後発の米軍フィールドジャケットに多大な影響を与えている。

・シェル：　コットンサテン
・ライニング：　コットンブロード
・ポケットスレキ：　コットンヘリボーン
・スピンドル：　コットンスピンドル
・レザーパーツ：　カウハイド／タンニン鞣し、アニリンフィニッシュ
・ボタン：　尿素ボタン
・縫製糸：　カタン糸（綿糸）